“太陽が輝いて、風が吹いて、雲が少し動きだすと、その下で、大きなあくびをして、背中をちょっと掻く。新しい自然に出会ったような気持ち”
————hiroshi NAGAI

今いる場所が自分の居場所である、と思えるのはとても幸福なことだ。晴れた空。白い雲。穏やかに澄んだ海。木々の静かな佇まいと緑の匂い。都会のまんなかにいても、椅子から立って外に出れば、ビルの上には空が広がる。街の果て、道の向こうには山が連なり、海が開ける。木立の間を、海原を吹き抜けてきた風が、目の前の街路樹を涼しげに揺らしている。光や風に境界はなく、すべては流れていて、ひとときも立ち止まらない。そんなふうに生きて、今、ここにいる。美しさも、安らぎも、充足も、与えられるものではないけれど、目を見開き、手を伸ばせばいつでも発見し、何かを感じ取れる。Life is beautiful.だから、人生は素晴らしい。

“ Lib Tokyo”